インド放浪の旅日記27 ~インドの洗礼~
日の出も見て子供の話しも聞いて、今は朝の8時くらいか。
腹も減ってきたのでナベさんと朝飯を食べに行く。
注文したが全く来る気配がない。
退屈だったのでナベさんとワンピースについて討論していると(ナベさんもワンピースが大好きらしい)やっと運ばれる。
多分40分くらい待ったと思う。
久しぶりの日本食、生姜焼きだぁ~!!(写真は忘れた)
一口肉を食ってみると、おぉ~!!なかなか近いんじゃないですかこれ?!!
肉はなんの肉使ってるか怖かったのであえて調べなかった。
ブタではなかった。
しかしこんなにお腹減っていたのに、いざ食べると入っていかない。。
というかなんか調子が悪い。。
結局全部食べれずにナベさんに食べてもらった。
疲れているのかと思い宿に戻って寝る。
それからすぐトイレに行きたくなり便座に座り込むと。。。
うぉぉぉぉぉーーーー!!!!
なんじゃこりゃーー!!!!
ロケットのジェット噴射のようにモノが飛び出してきた!!
ついにきた!
ゲリだぁぁぁぁーー!!!!
それから次は熱を帯びてくる。
日本から持ってきていた体温計で計ってみると。。。
38.6°。。。。
こいつはヤバイ。。。
そしてゲリが止まらない。
熱もあるので間接のあちこちが痛くなってくる。
原因はなんだ?
いろいろ食べたモノを思い出してみると一つだけ思い当たるモノがある。
それは最初に泊まったホテルで食べたちょっと臭かったパンケーキだ。。
きっとあれに間違いない!!
クソぉぉ。。。
おかしいと思ったんだ臭いが。。
このままでは脱水症状になってしまうと思い、日本から持ってきた粉末ポカリでポカリを作り水分を補給する。
そうするとすぐまた下からそのまま垂れ流れてくる。。
またポカリを補給。
また垂れ流れる。。。
ずっとその繰り返し。。。。
どうしよう。。。
明日はバナラシを出てダラムサラへ向かう予定だ。
切符ももう手配している。
そんなことを考えていると。。
プリッ。。。
ん?
プリプリプリッ。。。。
ん?あれ?
うぉぉぉぉぉーーー!!!!
なんかこの子勝手に出てきちゃってるんですけどぉぉぉぉーーー!!!!
急いでトイレに駆け込み流す。。
ヤバイ。。。
とりあえずパンツ君は死亡。
おばあちゃんに心配されてビニール袋は持って行けと言われて持ってきていたビニール袋がココで役に立つ。。
おばあちゃんありがとう!
ソーっとパンツ君をビニール袋に納めてキュッと縛りゴミ箱へ。
ナムアミダブツ。。。。
それからしばらく夕方までゲリと格闘したがもうダメだ。。。
どうしようかと思い宿の人に聞いて病院へ行くことにする。
まだバナラシに滞在するならじっくり治すが、どうしても明日ダラムサラに行かないと今後の予定が狂ってしまうからだ。
肛門をおさえながら病院を探しているとムケの弟が声をかけてきた。
ムケの弟「へいお兄さんなにやってんのー?」
僕「おぉ!グッドタイミングだお前!!ここの病院に行きたいんだが知らないか?」
地図を見せる。
ムケの弟「知ってるよ。友達だよ。こっちよこっち」
そういうと30秒くらい歩いたらあったのだが病院は閉っていた。
ムケの弟「あ~たぶんまだ寝てるね。あと30分くらいしたらきっと開くよ。それまでウチのお店にいるといいよ」
僕「はぁ~なんで寝てんだよ!!もう夕方の5時だぞ!!」
ムケの弟「。。。そんなこといわれても知らないよ。。」
このクソ医者がぁぁ。。。
しかもこのガキなんか冷めた目で俺を見やがってぇ。。。
しょうがないのでムケの店へ行くことにした。
そこにはまた日本人がいた。
日本人「あれ?ゲリになってしまったんですかぁ?」
僕「えぇ。。とうとうインドの洗礼を受けてしまいました。。」
日本人「なんかお尻に注射打つみたいですよ。いいなぁ~僕もそういう体験してみたいですよ」
この野郎。。。
勝手なこといいやがって。。。
日本人「もしよければお尻に注射打ってるところ写真撮らせてもらったらダメですよね?なにかネタがほしくて」
はぁ~??
このガキなにぬかしてやがんだ?!!
人のケツをネタにして笑いたいだとぉぉぉぉ??!!
だったらガンジス川の水でも飲めやボケェェ!!!
一発で腹壊れるけんのぅ!!!←頭にきすぎて大分弁がでた。
そんな事を心の中で叫びながら
僕「いや。。それはちょっと勘弁してください。。。」
ムケの弟「あと1時間もすれば起きるよ。チャイ飲む?」
はぁ~??
お前さっき30分って言っただろうがぁ。。
全くこれだからインド人はいい加減で困る。。。
僕「。。。ダメだ俺いったん宿に戻るわ。。。」
そういって栄養を補給するためにバナナと大量に水を買って宿へ戻る。
またずっとゲリゲリゲリゲリ。。。
熱もあるからなおさらツライ。
これがインドのゲリかぁ。。。
とか思いながら「フフッ」っとゲリしながら1人で笑う。
途中ナベさんカップルがドアをノックしてきた。
僕が朝からずっと部屋にこもってるから気にしてくれたんだろう。
サトさん「えっ?!どうしたんですか?!」
僕「いや。。ゲリと熱がヒドくて。。。死んでました。。そういえばゲリ止め持ってましたよね?少し分けてもらっていいですか?」
サトさん「もちろんいいですよ!」
そういうと部屋へ戻りクスリを持ってきてくれた。
ナベさん「大丈夫ですか?」
僕「うーん。。ヤバイ。。。明日僕バナラシ出る予定なんで。。。」
とりあえず下痢止めを確保したので最悪飲んで電車に乗ればいいだろう。
明日は朝に宿を出るので今のうちにお別れの挨拶をしておいた。
僕「じゃあ東京で仕事見つけたら一緒に飲みましょうよ!」
ナベさん「ぜひぜひ。必ず東京に行きますんで連絡しますよ」
サトさん「それじゃ気をつけてー!」
僕「さよならー!」
変な別れ方になってしまったがしょうがない。。。またトイレに駆け込む。
とにかく悪い殺菌を出してしまわないと。。
結局朝まで連続的なゲリは続き、宿を出るまでにはだいぶペースが落ち着いてきた。
よし。。これならなんとか行けるだろうと思い宿を出た。
なので最終日のバナラシは一日ゲリで潰してしまった。。。
寝てないのでツライ。。。
僕の命を繋ぎ止めてくれた恩人たち
<北へ北へ北へ。。。>
腹も減ってきたのでナベさんと朝飯を食べに行く。
注文したが全く来る気配がない。
退屈だったのでナベさんとワンピースについて討論していると(ナベさんもワンピースが大好きらしい)やっと運ばれる。
多分40分くらい待ったと思う。
久しぶりの日本食、生姜焼きだぁ~!!(写真は忘れた)
一口肉を食ってみると、おぉ~!!なかなか近いんじゃないですかこれ?!!
肉はなんの肉使ってるか怖かったのであえて調べなかった。
ブタではなかった。
しかしこんなにお腹減っていたのに、いざ食べると入っていかない。。
というかなんか調子が悪い。。
結局全部食べれずにナベさんに食べてもらった。
疲れているのかと思い宿に戻って寝る。
それからすぐトイレに行きたくなり便座に座り込むと。。。
うぉぉぉぉぉーーーー!!!!
なんじゃこりゃーー!!!!
ロケットのジェット噴射のようにモノが飛び出してきた!!
ついにきた!
ゲリだぁぁぁぁーー!!!!
それから次は熱を帯びてくる。
日本から持ってきていた体温計で計ってみると。。。
38.6°。。。。
こいつはヤバイ。。。
そしてゲリが止まらない。
熱もあるので間接のあちこちが痛くなってくる。
原因はなんだ?
いろいろ食べたモノを思い出してみると一つだけ思い当たるモノがある。
それは最初に泊まったホテルで食べたちょっと臭かったパンケーキだ。。
きっとあれに間違いない!!
クソぉぉ。。。
おかしいと思ったんだ臭いが。。
このままでは脱水症状になってしまうと思い、日本から持ってきた粉末ポカリでポカリを作り水分を補給する。
そうするとすぐまた下からそのまま垂れ流れてくる。。
またポカリを補給。
また垂れ流れる。。。
ずっとその繰り返し。。。。
どうしよう。。。
明日はバナラシを出てダラムサラへ向かう予定だ。
切符ももう手配している。
そんなことを考えていると。。
プリッ。。。
ん?
プリプリプリッ。。。。
ん?あれ?
うぉぉぉぉぉーーー!!!!
なんかこの子勝手に出てきちゃってるんですけどぉぉぉぉーーー!!!!
急いでトイレに駆け込み流す。。
ヤバイ。。。
とりあえずパンツ君は死亡。
おばあちゃんに心配されてビニール袋は持って行けと言われて持ってきていたビニール袋がココで役に立つ。。
おばあちゃんありがとう!
ソーっとパンツ君をビニール袋に納めてキュッと縛りゴミ箱へ。
ナムアミダブツ。。。。
それからしばらく夕方までゲリと格闘したがもうダメだ。。。
どうしようかと思い宿の人に聞いて病院へ行くことにする。
まだバナラシに滞在するならじっくり治すが、どうしても明日ダラムサラに行かないと今後の予定が狂ってしまうからだ。
肛門をおさえながら病院を探しているとムケの弟が声をかけてきた。
ムケの弟「へいお兄さんなにやってんのー?」
僕「おぉ!グッドタイミングだお前!!ここの病院に行きたいんだが知らないか?」
地図を見せる。
ムケの弟「知ってるよ。友達だよ。こっちよこっち」
そういうと30秒くらい歩いたらあったのだが病院は閉っていた。
ムケの弟「あ~たぶんまだ寝てるね。あと30分くらいしたらきっと開くよ。それまでウチのお店にいるといいよ」
僕「はぁ~なんで寝てんだよ!!もう夕方の5時だぞ!!」
ムケの弟「。。。そんなこといわれても知らないよ。。」
このクソ医者がぁぁ。。。
しかもこのガキなんか冷めた目で俺を見やがってぇ。。。
しょうがないのでムケの店へ行くことにした。
そこにはまた日本人がいた。
日本人「あれ?ゲリになってしまったんですかぁ?」
僕「えぇ。。とうとうインドの洗礼を受けてしまいました。。」
日本人「なんかお尻に注射打つみたいですよ。いいなぁ~僕もそういう体験してみたいですよ」
この野郎。。。
勝手なこといいやがって。。。
日本人「もしよければお尻に注射打ってるところ写真撮らせてもらったらダメですよね?なにかネタがほしくて」
はぁ~??
このガキなにぬかしてやがんだ?!!
人のケツをネタにして笑いたいだとぉぉぉぉ??!!
だったらガンジス川の水でも飲めやボケェェ!!!
一発で腹壊れるけんのぅ!!!←頭にきすぎて大分弁がでた。
そんな事を心の中で叫びながら
僕「いや。。それはちょっと勘弁してください。。。」
ムケの弟「あと1時間もすれば起きるよ。チャイ飲む?」
はぁ~??
お前さっき30分って言っただろうがぁ。。
全くこれだからインド人はいい加減で困る。。。
僕「。。。ダメだ俺いったん宿に戻るわ。。。」
そういって栄養を補給するためにバナナと大量に水を買って宿へ戻る。
またずっとゲリゲリゲリゲリ。。。
熱もあるからなおさらツライ。
これがインドのゲリかぁ。。。
とか思いながら「フフッ」っとゲリしながら1人で笑う。
途中ナベさんカップルがドアをノックしてきた。
僕が朝からずっと部屋にこもってるから気にしてくれたんだろう。
サトさん「えっ?!どうしたんですか?!」
僕「いや。。ゲリと熱がヒドくて。。。死んでました。。そういえばゲリ止め持ってましたよね?少し分けてもらっていいですか?」
サトさん「もちろんいいですよ!」
そういうと部屋へ戻りクスリを持ってきてくれた。
ナベさん「大丈夫ですか?」
僕「うーん。。ヤバイ。。。明日僕バナラシ出る予定なんで。。。」
とりあえず下痢止めを確保したので最悪飲んで電車に乗ればいいだろう。
明日は朝に宿を出るので今のうちにお別れの挨拶をしておいた。
僕「じゃあ東京で仕事見つけたら一緒に飲みましょうよ!」
ナベさん「ぜひぜひ。必ず東京に行きますんで連絡しますよ」
サトさん「それじゃ気をつけてー!」
僕「さよならー!」
変な別れ方になってしまったがしょうがない。。。またトイレに駆け込む。
とにかく悪い殺菌を出してしまわないと。。
結局朝まで連続的なゲリは続き、宿を出るまでにはだいぶペースが落ち着いてきた。
よし。。これならなんとか行けるだろうと思い宿を出た。
なので最終日のバナラシは一日ゲリで潰してしまった。。。
寝てないのでツライ。。。
僕の命を繋ぎ止めてくれた恩人たち
<北へ北へ北へ。。。>
#
by emotional-islands
| 2010-03-06 18:54
| インドの旅
インド放浪の旅日記26 ~ガンガーの日の出~
朝6時に宿を出てガンガー沿いをプラプラ歩く。
日はまだ出ていない。
もう沐浴している人がいた。
舟に乗ろうか迷っていると、向こうからナベさんが歩いてくる。
どうやら昨日僕が6時に宿を出ると言ってあったので、来てくれたらしい。
僕「おはよう~」
ナベさん「どうもです」
ナベさんはかなり口数の少ない人であまり喋らない人なんだが、だからといって暗い人とかではない。
僕はこういう人がけっこう好きだったりする。
2人で舟に乗ることにしたがどこも高い。
だいたい1時間1人100ルピー。
でもこれは観光客価格で本当は40ルピーだというのを僕とナベさんは知っていた。
1人のおっさんがまた声をかけてくる。
おっさん「おいどうだ舟?乗らねぇか?」
僕「いくら?」
おっさん「1時間1人100ルピーだ」
僕「高い。50ルピーだ」
おっさん「ダメダメ!100ルピーが相場なんだよ!」
僕「ダメだ高い。50ルピーにしろ」
と言いながら帰るフリすると
おっさん「ちょっとまて!分かった!じゃあ30分なら50ルピーでいいだろう」
ナベさんとどうしようか考えたが、もうすぐ日も上がってしまうので乗ることにした。
舟に乗り込みしばらくすると日の出が見えてきた!
寒そうだなぁ。。
突然どこからともなく出てきた
洗濯してる人発見
30分経って終了。
いや~良かった。
その後は座って朝日をボーッと眺めていた。
うーん、バナラシいい所だ。
そんな事を考えていると子供が声をかけてきた。
子供「ハロー。ジャパン?コーリアン?」
僕「日本人だよ」
この子は僕のカメラを気になっていたので、写真を取らせてあげた。
すごい喜んではしゃいで撮りまくっていた。
そしてこの子が手に空のペットボトルと袋を持っていたので、それは何かと尋ねてみる。
子供「袋はペットボトル入れるための袋だよ。このペットボトルを1キロ分集めると5ルピーになるんだ」
1キロも集めてたったの5ルピーか!!
僕「君は何歳だ?」
子供「7歳だよ」
まだ7歳だってのに。。。
しかも英語も喋れる。
僕「学校へは行ってないの?」
子供「うん。。」
僕「どうして?」
子供「お金がないんだ。。学校へ通うのに300ルピーはかかるから。。」
細かい金額はホントかどうか分からないがお金が無くて行けないのは間違いないだろう。
僕「お父さんは?」
子供「いないよ」
僕「じゃあお母さんは?」
子供「あっちにいる」
この辺の答えがあやふやでいまいち分からなかった。
子供「ねぇ300ルピーちょうだいよ。。学校へ行きたいんだ!」
なんかこのセリフが演技っぽくてちょっと胡散臭かった。
でももし本当に僕が300ルピーあげて、この子が学校に行けるようになり将来仕事に就けるなら喜んで払うだろう。
しかしそれは分からない。
もしそうでなかったら、この子は味をしめてまた観光客相手に同じ手口を繰り返し本当の意味で堕落していくかもしれない。
ただ一つ言えるのは例えどんな理由であれ、"弱冠7歳のまだ未来のある子供が学校に通えない"という事実があるという事。
それに実は気づかない所で間接的ではあるけども僕たち自身が加害者だったりするわけであったりする。
人が何かを搾取すればそれと同時に搾取される人間も生まれる。
そんな事を考えていると胸が痛い。
すごく悩んだがやっぱりあげるのをやめた。
そのかわり日本に帰ったら恵まれない子供達のためにしっかりサポートすると誓おう。
僕「ゴメン無理だわ」
そういうと少しガックリしながらまた他の観光客に声をかけていた。
インドではこういう光景が当たり前だ、という風に認識してしまっている僕らの考えになんだか鉄のような冷たさと矛盾を感じてしまう。
でも少しだが英語の勉強しといて良かったと思った。
もし出来なかったらただのうっとうしい子供に見えたかもしれない。
話せばなんとなくだがホントかウソかは分かる。
特にインド人は(笑)
ペットボトルの子供
<同じ空>
#
by emotional-islands
| 2010-03-06 18:08
| インドの旅
音楽、映画、読書、絵、旅行とか好きかもしんない
by emotional-islands
最新の記事
インド写真 |
at 2010-03-16 00:59 |
インド放浪の旅日記38 〜涙.. |
at 2010-03-10 16:31 |
インド放浪の旅日記37 〜隠.. |
at 2010-03-10 16:01 |
インド放浪の旅日記36 〜番.. |
at 2010-03-10 15:30 |
インド放浪の旅日記35 ~一.. |
at 2010-03-09 17:44 |
カテゴリ
全体つぶやき
社会
インドの旅
旅行
映画
以前の記事
2010年 03月2010年 02月
お気に入りブログ
HOTTOKENAINOPPIKINARANAI