インド放浪の旅日記30 ~ピースフルな人~
今日は疲れていたせいかお昼近くまで寝て、それからまたローナとレストランで朝飯を食ったらのんびり部屋探し。
ローナが食ってたチベット料理。名前は忘れたが味はちょっと。。。
途中ローナの足が止まり、ストーンショップの前でクリスタルを見ている。
ローナ「あたし石がとても好きなの。なにかパワーを感じるわ。ナオは石好き?」
僕「うん、好きだよ」←ホントは最初あまり興味なかった。
ローナ「ホントに?!じゃあちょっと中入ってもいい?」
そう言って中に入りローナは色々な石を見ながら何やら店員と話している。
しかしよく考えれば僕の爺ちゃんも石が大好きな人で色々集めていたな、っと思い出す。
僕は爺ちゃん似だから。。。と思いながら石を見ているとだんだん石の魅力が湧き出てくる。
全く単純というか何というか。。。しかしそれが自分の良い所だったりする。
ローナは一つの大きな石で飾られたネックレスに興味を持ち、首にかけてみる。
ローナ「ナオ、どうこれ?」
う。う。。美しすぎる。。。。
ヨーロッパ人女性とストーンの組み合わせはとても神秘的で似合いすぎた。
僕「わぉ、美しいよ」
このセリフが日本語だと恥ずかしいが、英語で言うと不思議と恥ずかしくない。
しかし高くて買えずに諦める。
そんなに似合うんならホントに買ってあげようかと思った。
それから宿を探してちょうど2部屋空いている良い宿があったのでそちらに移る。
この宿を見つけるまでにお互いの意見がなかなか伝わらずホントに苦労した。
本物のネイティブの日常会話はホント難しい。。。
喋るの早いし。
それから景色の見えるレストランの屋外で食事。
チベット料理のトゥクパ
とても景色が良かった
街からはヒマーラヤも見える
話をしながら食事していると、僕らの頭上に一羽の鳥が空に弧を描いている。
ローナはその鳥を指しながら僕に言う
ローナ「ナオ、私は鳥になりたいわ。だって自由に空を飛べるなんて素敵じゃない」
うぉぉぉぉぉぉ!!!!
聞いたか日本人女性どもぉぉぉ!!!!
こんな事をサラッと言える25歳の女の子日本じゃそうそういないぜ?!!
だいたいあれだ、結婚を考え出す時期で男と付き合うのも将来を考えて彼氏のお財布の中身と社会的体裁ばかり気にしているなんだか心の貧しい人が多いってのに。。。。
どんなに良い車乗っている人よりも、どんなに着飾っていてキレイな人よりも、どんなに立派な家に住んでいる人よりも、ずっと僕は素朴なローナの方が魅力的に思える。
それは何故なら物質的な欲に心を重視してないから。
彼女はとてもスピリチュアルで、ピースフルな人だ。
こういった人ジャパンではなかなか巡り合えないのでとても嬉しい。
彼女の話しを聞くと、とても「人間らしい」生き方をしているように見えた。
「人間らしい」というのは、僕が今最も目標にしている生き方だ。
だからそれを貫いている人を見ると僕は本当に心から尊敬できる。
色々ローナの話を聞いたらレストランを出てプラプラしていると、外国人がチラシを配っていた。
ローナがそれを受け取り見てみると、どうやら明日の夜にチベットの今の現状や政治、そして今後の事などについて話し合いが行われるらしいとの事。
僕「これ行きたい!」
ローナ「ホントに?!あたしも行きたいって思ってたの!」
というわけで明日行く事にした。
空を見ると太陽が沈みかけている。
ローナ「ナオ、あれは日本語だとなんて言うの?」
僕「あれは"夕日"っていうんだよ」
ローナ「ユウヒ」
僕「そうそうお昼の場合だと"太陽"とか」
ローナ「タイヨゥ」
ププッ
外国人が日本語を喋るとなんか面白い。
ローナ「じゃぁハローはなんて言うの?」
僕「ハローは"こんにちは"だよ」
ローナ「コンニチィワ」
僕「うん、あっいやっ、やっぱ違うな。"オッス"だオッス。手を頭の方にやってチョップするように。。。オッス!!ってやる」
ローナ「オッス。オッス!!。。。オッス!!!」
僕「ははは(笑)そうそううまいうまい!」
そんな事しているとあっという間に一日が終わってしまった。
チベット僧の隣でチャイを飲むローナ
ローナが食ってたチベット料理。名前は忘れたが味はちょっと。。。
途中ローナの足が止まり、ストーンショップの前でクリスタルを見ている。
ローナ「あたし石がとても好きなの。なにかパワーを感じるわ。ナオは石好き?」
僕「うん、好きだよ」←ホントは最初あまり興味なかった。
ローナ「ホントに?!じゃあちょっと中入ってもいい?」
そう言って中に入りローナは色々な石を見ながら何やら店員と話している。
しかしよく考えれば僕の爺ちゃんも石が大好きな人で色々集めていたな、っと思い出す。
僕は爺ちゃん似だから。。。と思いながら石を見ているとだんだん石の魅力が湧き出てくる。
全く単純というか何というか。。。しかしそれが自分の良い所だったりする。
ローナは一つの大きな石で飾られたネックレスに興味を持ち、首にかけてみる。
ローナ「ナオ、どうこれ?」
う。う。。美しすぎる。。。。
ヨーロッパ人女性とストーンの組み合わせはとても神秘的で似合いすぎた。
僕「わぉ、美しいよ」
このセリフが日本語だと恥ずかしいが、英語で言うと不思議と恥ずかしくない。
しかし高くて買えずに諦める。
そんなに似合うんならホントに買ってあげようかと思った。
それから宿を探してちょうど2部屋空いている良い宿があったのでそちらに移る。
この宿を見つけるまでにお互いの意見がなかなか伝わらずホントに苦労した。
本物のネイティブの日常会話はホント難しい。。。
喋るの早いし。
それから景色の見えるレストランの屋外で食事。
チベット料理のトゥクパ
とても景色が良かった
街からはヒマーラヤも見える
話をしながら食事していると、僕らの頭上に一羽の鳥が空に弧を描いている。
ローナはその鳥を指しながら僕に言う
ローナ「ナオ、私は鳥になりたいわ。だって自由に空を飛べるなんて素敵じゃない」
うぉぉぉぉぉぉ!!!!
聞いたか日本人女性どもぉぉぉ!!!!
こんな事をサラッと言える25歳の女の子日本じゃそうそういないぜ?!!
だいたいあれだ、結婚を考え出す時期で男と付き合うのも将来を考えて彼氏のお財布の中身と社会的体裁ばかり気にしているなんだか心の貧しい人が多いってのに。。。。
どんなに良い車乗っている人よりも、どんなに着飾っていてキレイな人よりも、どんなに立派な家に住んでいる人よりも、ずっと僕は素朴なローナの方が魅力的に思える。
それは何故なら物質的な欲に心を重視してないから。
彼女はとてもスピリチュアルで、ピースフルな人だ。
こういった人ジャパンではなかなか巡り合えないのでとても嬉しい。
彼女の話しを聞くと、とても「人間らしい」生き方をしているように見えた。
「人間らしい」というのは、僕が今最も目標にしている生き方だ。
だからそれを貫いている人を見ると僕は本当に心から尊敬できる。
色々ローナの話を聞いたらレストランを出てプラプラしていると、外国人がチラシを配っていた。
ローナがそれを受け取り見てみると、どうやら明日の夜にチベットの今の現状や政治、そして今後の事などについて話し合いが行われるらしいとの事。
僕「これ行きたい!」
ローナ「ホントに?!あたしも行きたいって思ってたの!」
というわけで明日行く事にした。
空を見ると太陽が沈みかけている。
ローナ「ナオ、あれは日本語だとなんて言うの?」
僕「あれは"夕日"っていうんだよ」
ローナ「ユウヒ」
僕「そうそうお昼の場合だと"太陽"とか」
ローナ「タイヨゥ」
ププッ
外国人が日本語を喋るとなんか面白い。
ローナ「じゃぁハローはなんて言うの?」
僕「ハローは"こんにちは"だよ」
ローナ「コンニチィワ」
僕「うん、あっいやっ、やっぱ違うな。"オッス"だオッス。手を頭の方にやってチョップするように。。。オッス!!ってやる」
ローナ「オッス。オッス!!。。。オッス!!!」
僕「ははは(笑)そうそううまいうまい!」
そんな事しているとあっという間に一日が終わってしまった。
チベット僧の隣でチャイを飲むローナ
#
by emotional-islands
| 2010-03-08 16:41
| インドの旅
インド放浪の旅日記29 ~ゲリと長距離移動~
バナラシの駅に着いたはいいが、電車が遅れているようで全く来ない。
うぅぅ。。。腹がギュルギュルなっている。。。
とりあえずガマン出来るようにはなってきているので、なんとか持ちこたえる。
ホームで座って待っていると、向かいのホームにいる男がなにやら突然こちらに背を向けてしゃがみだし、ホームすれすれまでケツを突き出しだした。
なんだあれ?
っと思いながら見ていると。。。
プリプリプリプリ。。。
うぉぉぉぉーーー!!!!
ウンコしやがったこいつ!!!!
そう、突然ズボンを脱ぎだしウンコをしだした。。。
超衝撃的光景
僕の頭の中に良い感じで残っていた先日の火葬場での衝撃的な光景を遥かに凌駕し、僕の思い出はあの野郎のウンコの色と線路にボトボト落ちていく全く無意味な光景が頭の中を染める。。。
しかも結構長い時間ウンコしやがってこっちもじーっと見てしまった。。。
ちなみに一応誤解のないように言っておくけど、インド人全員がこういう事する訳ではないので。
だいたいが家も持たない身分の低い人達。
いや。。それでもあんな所でやってんのは初めて見たけど。。。
そして電車を待っていると、僕のいたホームで待っている人達がいきなり走りだし隣のホームへ向かう。
ん?なんだ?
と思い駅員に聞いてみる。
僕「ひょっとして、僕の乗る電車の到着ホーム変わった?」
駅員「ああ。変わったよ。7番ホームだ。急がないと出発するぞ」
と、無愛想に答える。
ちくしょう!!
そんなのわかんねぇよ!!!
お腹をおさえながら重い荷物を背負い、ダッシュで走る。
うぉぉぉぉぉ!!!
どこだ俺の乗る車両はぁぁ!!
駅員がいたので聞いたら「この目の前の車両がそうだよ」っと言う。
よし!!
分かった!!!
まずは席を探して荷物を置いたら便所へ直行だ!!!
。。。そしてなんとか持ちこたえてトイレも行き清々しい笑顔で自分の座席へ戻る。
ふぅー
スッキリした。
僕の相席には親子3人組の家族が一緒で、「飯食うか?」と言われたのでご馳走になった。
奥さんの手作り料理。
これがまた美味かった!!
ご飯を恵んでくれた家族。
食い終わった後はまたすぐトイレへ。。。
電車に乗ってから約22時間。
ようやくチャキーバンクという駅に到着。
何もない駅だった
ここから今度はバスで約4,5時間かけてダラムサラへ向かうのだが、1人の外国人女性が僕に声をかけてきた。
女性「あなたこれからどこへ行くの?」
僕「ダラムサラだよ」
女性「それなら一緒にタクシーシェアして行かない?」
と、言う。
おそらく彼女はバスよりもタクシーで行きたかったから、人数多い方がタクシー代が安く済むので僕を誘ったんだろう。
たしかにタクシーの方が早いしなにより楽なので僕も賛成した。
彼女の名前はローナといい、25歳のアイルランド人。
荷物をトランクに載せて一緒に後ろの座席に乗り込む。
いや~外国人女性をこんな生でじっくり近くで見るのは初めてだが。。。やっぱキレイやなぁ~。。。とか思う。
彼女はもう半年ほどインドを旅しているらしい。
そして驚いた事に彼女は瞑想を各地でやりながら旅してるとの事。
こないだはブッダガヤで20日間瞑想していたらしい。
そして今度は40日間瞑想に入るらしい。
スゲーなぁぁぁ!!!
彼女はそういう事はやりそうに見えないほどチャーミングな人で、とても気さくに僕に話しかけてくれる。
少しキレイな山が見えただけでも
ローナ「ほら、見てナオ。とてもキレイな山ね」
とか、木に猿がいると僕の肩をポンポンっと叩いて
ローナ「見て見てナオ。猿がいるわ」
と言い、とてもフレンドリーに話しかけてくれるので、言葉があまり通じなくても全然緊張しなかった。
何を言ってるか分からない時は、お互い僕の持っているiPhoneの英語辞書でWordを打ち込んで意図を伝える(これが僕は面白かった)
途中休憩して飯を食った。
このコーラがくせ者で、炭酸もなく味が変だった。絶対に水道水と混ぜてると思ったので飲むのやめた。
ちなみにローナの飲んだコーラはちゃんとしたコーラだった。
そして約3時間半でダラムサラ到着。
まずは宿を一緒に探すことになったのだが、これがどこも満室で部屋が空いてない。
どうやらいまダライ・ラマが来てるらしいのだ。
なんて僕は運がいいんだろうか。
きっとこれも運命だろう、と思いながらローナと宿を探しまくる。
とりあえず1部屋だけダブルベッドで空いてるのを見つけた。
しかしけっこう良い部屋で値段も高いし、まさかローナと一緒に寝るわけにもいかんやろ。。。
ローナ「ナイスプレースね!」
他も探して見るとちょうど2部屋空いている宿を見つけた。
おっ、ちょうど良いんじゃないと思った。
それにもう僕はウンコがしたくてたまらなかったから早く部屋を見つけてウンコしたかった。
しかしローナは首をかしげる。
ローナ「ここは重い荷物を持ってくるには遠いし、部屋もあまりキレイじゃないわ。あたしはさっきの部屋の方が景色も良かったから、いいかなと思うけどナオはどう思う?」
確かにこの場所は長い階段を降りて来なくちゃならないし、部屋もあまりキレイとはいえなかった。
え?でもそれってダブルベッドで一緒に寝てもOKって事ですかローナさん?
マジすか?
うぉぉぉぉぉぉぉどうしよう!!!!
しかし今の俺は罪なゲリ男。
あなたと同じ部屋にステイしたらウンコ出来ないっすよ。。。
だってインドのゲリって音が凄いんだもの。。。
ゲリVSローナ
うぉぉぉぉぉぉ!!!
迷うぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
とりあえず「僕はどっちでもいい」と、伝える。
しかしローナも僕に気をつかって答えない。
でもローナはさっきの美しい景色が見える部屋に泊まりたそうだ。
僕「OK!じゃあさっきの部屋に泊まろう!」
ダブルベッド決定!!!
やべ~。。。マジで緊張してきた。
ウンコもしたいし。。。
アバンチュールな夜になるんじゃないのこれぇぇぇ!!!
まぁしかし実際やはりダブルベッドを2人で寝るのはこっちも気を使いすぎてホントに寝れなくなりそうなので僕は窓際にあるソファーで寝る事にした。
ローナは「そんな所で寝たら風邪引くからこっちおいで!」
と、言ってくれたが僕は寝相がとても悪いし、疲れている時はイビキもうるさい。
それにウンコもそっと夜中行きたくなるかもしれないから断った。
でもやっぱ外国人ってスゲーなぁ、って思った。
気にしないんだね、あまりそういうの。
それよりも美しい景色の見える部屋を選んじゃうところがヨーロッパ人女性っぽいと思った。
あぁ。。。ウンチしたい。。
もうこぼれそうだ。。。
ローナ「あたし夕飯食べに行くけどナオは行かない?」
僕「いや。。。自分は腹減ってないから部屋にいるよ」
そういうとローナは1人で夕飯を食べに出かけた。
今がチャンス!!!
トイレへ駆け込む。
ズバッ!!!!
ドバッ!!!!
ふぅ。。。スッキリした。。
これでなんとか明日の朝までは持つだろう。
部屋で1人ぼーっとしていたがローナが帰って来ない。
食事に出かけてもう3時間は経っている。
夜の23時。
ダラムサラは来たばかりなので分からないがインドの夜の一人歩きはちょっと危険だ。
ローナは女性だしなにかあったんじゃないかと心配になってくる。
全くもう!!
仕方ないから外に出て探しに行く。街をグルグル回っても見つからない。。
しかし1時間ほど探して戻ってくると部屋の明かりがついている。
ホッと一安心。
突然入ってもあれなんでドアをノックする。
僕「ローナ?入っていいかい?」
返事がない。。
仕方なくゆっくりドアを開けるとローナはシャワーを浴びていた!!!
うぉぉぉやべぇ!!!
急いで外に出る。
ローナ「ナオ?ナオなの?」
僕「うん、僕だよ。ゴメン」
ローナ「カモンカモン!」
バスルームのドアから顔だけひょっこりだして手招く。
うーん、やっぱ外国人って感じだな。
バスルームから出てくるローナ。
ローナ「どこ行ってたの?」
僕「え?。。いや。。外を散歩してた。。」
説明しようと思ったが、「君を探してたんだ」って言う英語が直訳でしか分からなかったので、ヘタしたら気持ち悪い男と思われそうだったから説明するのやめた。
なにより無事で良かったし。
そんな訳でお互い自分の布団に入り就寝。
ローナはすぐイビキをかいて寝ていた。
良い友達ができた。
ダラムサラは標高約1700mにある街
うぅぅ。。。腹がギュルギュルなっている。。。
とりあえずガマン出来るようにはなってきているので、なんとか持ちこたえる。
ホームで座って待っていると、向かいのホームにいる男がなにやら突然こちらに背を向けてしゃがみだし、ホームすれすれまでケツを突き出しだした。
なんだあれ?
っと思いながら見ていると。。。
プリプリプリプリ。。。
うぉぉぉぉーーー!!!!
ウンコしやがったこいつ!!!!
そう、突然ズボンを脱ぎだしウンコをしだした。。。
超衝撃的光景
僕の頭の中に良い感じで残っていた先日の火葬場での衝撃的な光景を遥かに凌駕し、僕の思い出はあの野郎のウンコの色と線路にボトボト落ちていく全く無意味な光景が頭の中を染める。。。
しかも結構長い時間ウンコしやがってこっちもじーっと見てしまった。。。
ちなみに一応誤解のないように言っておくけど、インド人全員がこういう事する訳ではないので。
だいたいが家も持たない身分の低い人達。
いや。。それでもあんな所でやってんのは初めて見たけど。。。
そして電車を待っていると、僕のいたホームで待っている人達がいきなり走りだし隣のホームへ向かう。
ん?なんだ?
と思い駅員に聞いてみる。
僕「ひょっとして、僕の乗る電車の到着ホーム変わった?」
駅員「ああ。変わったよ。7番ホームだ。急がないと出発するぞ」
と、無愛想に答える。
ちくしょう!!
そんなのわかんねぇよ!!!
お腹をおさえながら重い荷物を背負い、ダッシュで走る。
うぉぉぉぉぉ!!!
どこだ俺の乗る車両はぁぁ!!
駅員がいたので聞いたら「この目の前の車両がそうだよ」っと言う。
よし!!
分かった!!!
まずは席を探して荷物を置いたら便所へ直行だ!!!
。。。そしてなんとか持ちこたえてトイレも行き清々しい笑顔で自分の座席へ戻る。
ふぅー
スッキリした。
僕の相席には親子3人組の家族が一緒で、「飯食うか?」と言われたのでご馳走になった。
奥さんの手作り料理。
これがまた美味かった!!
ご飯を恵んでくれた家族。
食い終わった後はまたすぐトイレへ。。。
電車に乗ってから約22時間。
ようやくチャキーバンクという駅に到着。
何もない駅だった
ここから今度はバスで約4,5時間かけてダラムサラへ向かうのだが、1人の外国人女性が僕に声をかけてきた。
女性「あなたこれからどこへ行くの?」
僕「ダラムサラだよ」
女性「それなら一緒にタクシーシェアして行かない?」
と、言う。
おそらく彼女はバスよりもタクシーで行きたかったから、人数多い方がタクシー代が安く済むので僕を誘ったんだろう。
たしかにタクシーの方が早いしなにより楽なので僕も賛成した。
彼女の名前はローナといい、25歳のアイルランド人。
荷物をトランクに載せて一緒に後ろの座席に乗り込む。
いや~外国人女性をこんな生でじっくり近くで見るのは初めてだが。。。やっぱキレイやなぁ~。。。とか思う。
彼女はもう半年ほどインドを旅しているらしい。
そして驚いた事に彼女は瞑想を各地でやりながら旅してるとの事。
こないだはブッダガヤで20日間瞑想していたらしい。
そして今度は40日間瞑想に入るらしい。
スゲーなぁぁぁ!!!
彼女はそういう事はやりそうに見えないほどチャーミングな人で、とても気さくに僕に話しかけてくれる。
少しキレイな山が見えただけでも
ローナ「ほら、見てナオ。とてもキレイな山ね」
とか、木に猿がいると僕の肩をポンポンっと叩いて
ローナ「見て見てナオ。猿がいるわ」
と言い、とてもフレンドリーに話しかけてくれるので、言葉があまり通じなくても全然緊張しなかった。
何を言ってるか分からない時は、お互い僕の持っているiPhoneの英語辞書でWordを打ち込んで意図を伝える(これが僕は面白かった)
途中休憩して飯を食った。
このコーラがくせ者で、炭酸もなく味が変だった。絶対に水道水と混ぜてると思ったので飲むのやめた。
ちなみにローナの飲んだコーラはちゃんとしたコーラだった。
そして約3時間半でダラムサラ到着。
まずは宿を一緒に探すことになったのだが、これがどこも満室で部屋が空いてない。
どうやらいまダライ・ラマが来てるらしいのだ。
なんて僕は運がいいんだろうか。
きっとこれも運命だろう、と思いながらローナと宿を探しまくる。
とりあえず1部屋だけダブルベッドで空いてるのを見つけた。
しかしけっこう良い部屋で値段も高いし、まさかローナと一緒に寝るわけにもいかんやろ。。。
ローナ「ナイスプレースね!」
他も探して見るとちょうど2部屋空いている宿を見つけた。
おっ、ちょうど良いんじゃないと思った。
それにもう僕はウンコがしたくてたまらなかったから早く部屋を見つけてウンコしたかった。
しかしローナは首をかしげる。
ローナ「ここは重い荷物を持ってくるには遠いし、部屋もあまりキレイじゃないわ。あたしはさっきの部屋の方が景色も良かったから、いいかなと思うけどナオはどう思う?」
確かにこの場所は長い階段を降りて来なくちゃならないし、部屋もあまりキレイとはいえなかった。
え?でもそれってダブルベッドで一緒に寝てもOKって事ですかローナさん?
マジすか?
うぉぉぉぉぉぉぉどうしよう!!!!
しかし今の俺は罪なゲリ男。
あなたと同じ部屋にステイしたらウンコ出来ないっすよ。。。
だってインドのゲリって音が凄いんだもの。。。
ゲリVSローナ
うぉぉぉぉぉぉ!!!
迷うぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
とりあえず「僕はどっちでもいい」と、伝える。
しかしローナも僕に気をつかって答えない。
でもローナはさっきの美しい景色が見える部屋に泊まりたそうだ。
僕「OK!じゃあさっきの部屋に泊まろう!」
ダブルベッド決定!!!
やべ~。。。マジで緊張してきた。
ウンコもしたいし。。。
アバンチュールな夜になるんじゃないのこれぇぇぇ!!!
まぁしかし実際やはりダブルベッドを2人で寝るのはこっちも気を使いすぎてホントに寝れなくなりそうなので僕は窓際にあるソファーで寝る事にした。
ローナは「そんな所で寝たら風邪引くからこっちおいで!」
と、言ってくれたが僕は寝相がとても悪いし、疲れている時はイビキもうるさい。
それにウンコもそっと夜中行きたくなるかもしれないから断った。
でもやっぱ外国人ってスゲーなぁ、って思った。
気にしないんだね、あまりそういうの。
それよりも美しい景色の見える部屋を選んじゃうところがヨーロッパ人女性っぽいと思った。
あぁ。。。ウンチしたい。。
もうこぼれそうだ。。。
ローナ「あたし夕飯食べに行くけどナオは行かない?」
僕「いや。。。自分は腹減ってないから部屋にいるよ」
そういうとローナは1人で夕飯を食べに出かけた。
今がチャンス!!!
トイレへ駆け込む。
ズバッ!!!!
ドバッ!!!!
ふぅ。。。スッキリした。。
これでなんとか明日の朝までは持つだろう。
部屋で1人ぼーっとしていたがローナが帰って来ない。
食事に出かけてもう3時間は経っている。
夜の23時。
ダラムサラは来たばかりなので分からないがインドの夜の一人歩きはちょっと危険だ。
ローナは女性だしなにかあったんじゃないかと心配になってくる。
全くもう!!
仕方ないから外に出て探しに行く。街をグルグル回っても見つからない。。
しかし1時間ほど探して戻ってくると部屋の明かりがついている。
ホッと一安心。
突然入ってもあれなんでドアをノックする。
僕「ローナ?入っていいかい?」
返事がない。。
仕方なくゆっくりドアを開けるとローナはシャワーを浴びていた!!!
うぉぉぉやべぇ!!!
急いで外に出る。
ローナ「ナオ?ナオなの?」
僕「うん、僕だよ。ゴメン」
ローナ「カモンカモン!」
バスルームのドアから顔だけひょっこりだして手招く。
うーん、やっぱ外国人って感じだな。
バスルームから出てくるローナ。
ローナ「どこ行ってたの?」
僕「え?。。いや。。外を散歩してた。。」
説明しようと思ったが、「君を探してたんだ」って言う英語が直訳でしか分からなかったので、ヘタしたら気持ち悪い男と思われそうだったから説明するのやめた。
なにより無事で良かったし。
そんな訳でお互い自分の布団に入り就寝。
ローナはすぐイビキをかいて寝ていた。
良い友達ができた。
ダラムサラは標高約1700mにある街
#
by emotional-islands
| 2010-03-08 16:06
| インドの旅
インド放浪の旅日記28 ~番外編4~
この動画はジャイサルメールでインド人のご自宅を拝見させてもらったときの映像。
といっても子供たちしか映ってないが。。。
もっと家の中を撮ればよかった。
といっても子供たちしか映ってないが。。。
もっと家の中を撮ればよかった。
#
by emotional-islands
| 2010-03-06 19:54
| インドの旅
音楽、映画、読書、絵、旅行とか好きかもしんない
by emotional-islands
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